マグネシウム摂取の多さとBMIや血糖値の低さが関連

最新商品

2018.12.12

国際部

マグネシウム豊富な食事と成人の体格指数(BMI)、ウエスト周囲、血糖値が低いことが関連しているという研究結果が125日、「Nutrition Journal」オンラインに掲載された。

今回の研究は、2012年のメキシコ国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Survey 2012)の食事、BMI、ウエスト周囲および血糖値に関するデータを分析したもの。分析データは糖尿病既往のない2065歳の成人1573人とした。栄養素は「摂取分布推定ソフトウェア(PC-Sidev.1.02」を用いて推定し、多変量回帰モデルで関連性を分析した。

その結果、食事中のマグネシウム摂取量が多いことは、脂肪分泌マーカーの減少と関連しており、1日の食事1000キロカロリーあたりマグネシウム10mgの増加は、BMIの平均低下率0.72%およびウエスト周囲0.49 cmの減少と関連することが分かった。さらに、正常なグルコース濃度を有する女性においては、マグネシウム摂取量の増加は、血糖値の平均0.59%低下と関連していた。

#

↑