世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）で、22日、「2019 Global 100 Most Sustainable Corporations in the World」（2019年世界で最も持続可能な100社）が発表された。第１位に選ばれたのは、デンマークの食品・バイオテクノロジー会社のクリスチャン・ハンセンで、２位にフランスのアパレルコングロマリットのケリング、３位にフィンランドのエレルギー会社ネステと続いた。日本企業からはエーザイ株式会社、武田薬品工業株式会社、花王株式会社など８社が選ばれた。花王は、パーソナルケア・クリーニングプロダクツ業界分野では、3位の座を獲得した。

カナダの出版社コーポレートナイツ社がサステナビリティの観点から企業を評価するために開発した指標で、毎年ダボス会議で世界の企業およそ7500社から選出した最優秀企業100社を公表している。詳細は同調査会社の公式サイトで発表中。サステナビリティ評価は、環境、社会、ガバナンスの観点から設定された21の定量的なパフォーマンス指標を基盤にしている。業界に応じて使用する指標が決められ、公開情報をもとに実施される。『2019 Global 100』に選定された日本企業と順位は次の通り。

73位　エーザイ
78位　武田薬品工業
82位　横河電気
89位　積水化学工業
92位　花王
95位　トヨタ自動車
96位　コニカミノルタ
100位　パナソニック