カネボウ白斑症状確認数は4日付け5,702人、自主回収状況等を発表

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2013.08.16

編集部

カネボウ化粧品は、「医薬部外品有効成分ロドデノール配合」の美白製品に関連する問い合わせ状況、自主回収状況を9日発表した。8月4日時点で白斑症状確認数は5,702人となった。顧客からの問い合わせは、8月4日時点で専用フリーダイヤルが15万7067人、店頭での問い合わせは7万899人に上った。回収製品数は合計で約113.9万個に上り、開梱分で35万9,130個、取引店在庫の返品数は61万6,345個となった。尚、当該製品の累計出荷数は約436万個となっている。

同社は、症状を申告した消費者宅へ訪問しているが、8月4日時点で症状を申告した消費者宅への訪問者数は計6,106人に上った。「3箇所以上の白斑」「5cm以上の白斑」「顔に明らかな白斑」の3つの症状のいずれかに該当した人は2,424人、上記症状以外の人2,125人、回復、回復傾向の人1,153人、該当しない人404人だった。

問題の化粧品は、2008年1月に厚生労働省の承認を受けている。9日、消費者庁の阿南久長官は記者会見で、消費者庁から厚生労働省にあてて使用実態を踏まえた原因究明と再発防止のための調査実施と調査結果の提供を依頼した、と語った。

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