カナダ人の大半が3度の食事よりも軽食を取ることが健康に良いと考える
2019.02.22
国際部
カナダで食生活にスナックを取り入れることが習慣化しているようだ。グローバル市場調査会社ミンテルの最近の調査によると、カナダ人のほぼ半数(46%)は健康的なスナックを必要に応じて摂取する方が、伝統的な3度の食事よりもより健康的だと考えているという。6割以上は、健康的なスナックを常備することは重要だと考えているという調査結果が出た。18〜24歳のカナダ人の45%が、一般的な食品のスナックサイズに興味を持っていることも明らかになった。
同社は、2018年7月に過去3ヶ月間にスナックを軽食として食べた経験があるカナダ人成人(18歳以上)のインターネット利用者1959人を対象にオンラインで意識調査を実施した。
スナックの人気調査では、 新鮮な果物や野菜が最も支持率が高く、調査対象者の84%が果物や野菜のスナックを摂取していると回答した。次いで、チーズ(79%)、ナッツ(69%)、ポップコーン(60%)と人気が高かった。
タンパク質のスナックについては、若い消費者がより優先することがわかった。全体では30%の消費者がミートスナックを食べると回答したのに対し、18〜34歳の消費者では41%が賛同した。肉の食材で作ったスナックバーに関する設問では、16%の消費者は興味があると回答したのに対し、18〜34歳の男性では3分の1(32%)がこのタイプのスナックの品数を増やして欲しいと思っている結果がでた。
植物ベースのタンパク質で作られたスナックへの関心も高まっている。29%の消費者が植物ベースで製造されたタンパク質スナックに興味があると答えており、18〜34歳の女性の間では4人に1人(39%)が興味を示した。