インドの男性はおしゃれに関心があり、1日平均42分を身だしなみに費やしているという実態調査をグローバル市場調査会社ミンテルは、2月27日、発表した。インド人の男性は、身体ケアに16分、ヘアケアに14分、フェイスケアに12分と合計合わせて毎日、平均42分を費やしている。都市部に住む男性は、 身体ケア（22分）、ヘアケア（21分）、フェイスケア（18分）と毎日61分身だしなみに時間をかけているという。

同社は、2018年5月に18歳以上のインド人男性1500人に意識調査を実施した。インドで男性のグルーミングへの関心は高まっており、回答者の37％が、外観は非常に重要であると答えている。18〜34歳の男性では43％が外観の重要性に賛同。

インドの男性の約4分の3（73％）はパーソナルケア製品を購入した経験があり、18〜34歳の男性では、この比率は79％にまで上がっている。男性グルーミングの新製品への期待度について、57％が新製品を試したいと回答しており、45％が自分の個人的なグルーミング・ルーチンに時間をかけることを楽しんでいると答えた。

同社の調査によると、最新のグルーミングのトレンドやスタイルについての情報収集はデジタルスペースが活用されていることも明らかになった。18〜34歳の男性消費者の5分の1（22％）が、ソーシャルメディアのブロガーなどをフォローしている。 同社消費者調査アナリストMinu Srivastava氏は、 「インドで男性のグルーミングが増加しているという事実は、 手入れの行き届いた外観を維持することに誇りを持ち、それからより大きな自信を得ることに繋がっている」などと述べている。