65歳と感じるのは何歳か:世界各国比較調査

最新商品

2019.03.14

国際部

世界各国の加齢の違いを明らかにした研究調査論文が発表されたことが38日、米国ワシントン大学のInstitute for Health Metrics and Evaluationからプレスリリースされた。研究調査の詳細は「The Lancet Public Health」オンラインに掲載されている。

「世界疾病負担調査2017」の分析から、年齢に関連した92の疾患とそれら疾患の罹患率および死亡率に関して世界の国と地域を比較した。92の疾患には、機能障害および身体的、精神的、認知能力の喪失などが含まれている。この新しい測定基準により、各国の寿命の長短だけではなく、実際「年齢」を感じる疾患による評価が可能になったという。92の疾患は、成人の全世界的負担の51.3%を占めていた。

その結果、全世界の平均65歳を参照グループとしたところ、同等の疾患レベルと推定される年齢は日本の76.1歳が対象の195の国と地域中で最高齢だった。一方、パプア・ニューギニアでは45.6歳で最下位だった。

#

↑