D2Cの化粧品トレンドレポート

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2019.04.15

国際部

マーケティングソリューションのプロバイダーYotpo社は、ブランドから直接美容製品を購入することを好む消費者の動向を調査し、その結果をこのほど発表した。Direct to Consumer(D2C:直接消費者と取引)では、多様性が重要なマーケティングになっているようだ。10人中7人が美容サイトの多様性が購買決定に影響を与えていると主張した。

同社は2019年1月16日から2月4日までの間にアメリカとイギリスの女性(14歳〜73歳)1875人を対象にビューティー D2C調査を実施した。この結果、さまざまな民族に対応しているブランドから製品を購入することを優先していると回答した女性は75.3%だった。

特定の美容ブランドから買い物をすることに影響を与える要因についての調査では、カスタマーレビュー(44.7%)、友人からの紹介(44.5%)の2つが最も影響力がある結果となった。テレビコマーシャル(17.7%)、デジタルおよびソーシャルメディア広告(10.2%)、オフライン広告(6.8%)の順で影響力が示された。

D2Cマーケティング調査では、ブランドのダイレクトマーケティングチャネルがインフルエンサーよりも購買決定に有効的なことが明らかになった。消費者の購買決定に影響を与えたマーケティングの順位は、ブランドからのEメール(17.4%)が一位で、ソーシャルメディアアカウント(14%)、製品パッケージ(14.6%)、インフルエンサーや有名人からの支持(11.6%)と続いた。

イギリスとアメリカのミレニアル世代の比較調査では、イギリスの女性はより価格に敏感でeコマースを優先させるという結果が明らかになった。イギリスのミレニアル世代の5割以上(52%)は美容ブランドからの直接購入を優先させており、その主な理由は価格が優れているためだという。アメリカでは39%のミレニアル世代がこれに同感。 イギリスの60%のミレニアル世代がブランドのeコマースサイトからの購入を好む一方、61%のアメリカ人は店舗やポップアップショップからの購入を好むという差異も判明した。

参考リンク
yotpo.com

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