美容室に「まつエク」導入で増収へ、シンデレラジャパンが提案

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2013.08.30

編集部

まつげエクステンション(以下まつエク)サロンを全国展開している株式会社シンデレラジャパン(東京都渋谷区)は、美容サロンへ「まつエク」「小顔エステ」を導入するという新しいビジネスモデルを立ち上げた。「まつエク」「小顔エステ」など来店周期の短いメニューの導入で既存客の来店周期を早めて増収につなげることを提案するほか、「まつエク」の新規利用客がサロンの利用客となる可能性もあり、シナジー効果が期待できる。同社はファッション・コスメショー「渋谷ガールズフェスタ」(=画像)も手掛けており、イベントやSNSを通じた集客なども得意としており、集客に悩む美容室から注目されそうだ。

渋谷ガールズフェスタ美容業界は、個人消費の低迷による消費者の利用頻度低下と客単価減少で、厳しい経営を強いられているところが多い。ヘアスタイル以外のメニュー導入が必要となってくるが、導入経費、技術習得、集客、という高いハードルに阻まれるのが現状だ。また、美容室のメニューは、施術に1時間~2時間を要するものしかなく、忙しい顧客は時間の捻出が難しく来店頻度が落ちるという問題点もある。

同社の「まつエク」は独自の技術がウリ。通常100本装着に1時間~1時間半を要し、6,000円~12,000円の費用がかかるが、同社技術で施術すれば、20分60本2,980円で提供できる。「美容には時間がかかる」から「空いた時間に気軽に」と意識改革ができる。また、「まつエク」の再来店間隔は3週間、「小顔エステ」は早ければ1週間の間隔で再来店が見込める。現状の美容サロン商材(カット・カラー・パーマ・ヘッドスパなど)の来店周期は7~8週間といわれており、来店周期を早めることにより、新規顧客獲得による売上増収ではなく、既存顧客の来店周期を早めることによる増収・増益を追求することが可能だ。

「まつエク」「小顔エステ」の導入方法は、「FC展開」と「シナジーショップ」の2種類を用意している。FC展開は、加盟料、ロイヤルティが無料で、無料の技術指導が受けられる。シナジーショップは、美容所の届け出がされているサロン内のスペースで、同社所属の技術者が施術する。店舗の負担はなく、一定の業務提携料が支払われる。

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