サンスター「防災にオーラルケア」啓発活動3年目、高まる反響

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2013.08.30

編集部

サンスターは、9月1日の「防災の日」に照準を合わせて2011年から、『覚えてください、防災にオーラルケア』と題した啓発活動に取り組んでいる。特設の防災サイト公開や啓発ポスター(=画像)の送付をはじめ、今年も8月24日からテレビCM、9月1日には新聞広告などで災害時のオーラルケアへの意識を喚起。また、災害時のオーラルケアの重要性を解説するDVD、防災用品チェックリスト、液体ハミガキ・ハブラシをセットにした「防災にオーラルケア」説明キットを制作し、全国の防災指導・訓練関係者(歯科医師、歯科衛生士、防災担当行政、消防関係者)の要望に応じて無料配布し、活動の輪を広げている。

bousai_oral_poster同社によると、阪神淡路大震災では、震災の難から逃れられたにもかかわらず、避難生活中の肺炎で200人以上が亡くなった。口の中に繁殖した細菌が誤って気管に入ってしまうことで起こる誤嚥(ごえつ)性肺炎も多かったと考えられており、サンスターは災害時のオーラルケアの大切さを理解してもらう必要性を痛感。2011年3月の東日本大震災時には、主に被災者に向けて、避難所での張り紙や新聞広告、ラジオ、歯科医療関係者を通じて、オーラルケアについての情報を発信してきた。

甚大な災害時には、食料や水、毛布などの必需品が求められるが、口のケアも、健康を保つためには欠かせない。『覚えてください、防災にオーラルケア』は、災害に対して消費者の関心が高まる9月1日の防災の日に照準をあわせて毎年8月下旬から展開しているが、その時期以外でも12月1日、3月1日、6月1日と定期的に啓発日を設けて店頭などで呼びかけている。

反響も年々高まっている。同社広報部は、「特設サイトのアクセス数も増えてきた。歯科関係者らからポスターの問合せ・送付依頼なども年々多くなり、今年は1,000枚を送った。説明キットも初回500セット用意したが、今後要望に応じてセット数を増やし、啓発活動を広げていきたい」と話している。

●防災指導・訓練関係者向け「防災にオーラルケア」説明キット
1)「ハブラシ」「液体ハミガキ」も含めた38項目の防災用品チェックリスト(監修:危機管理教育研究所 国崎信江氏)
※サンスター防災特設Webサイトから防災チェックリストの内容を含む「防災ハンドブック」がダウンロード可能
2)口腔のケアの重要性や、液体ハミガキの正しい使い方などの説明用DVD
(監修:神戸常盤大学短期大学部 口腔保健学科 足立了平・歯学博士)
3)水のいらない液体ハミガキ、ハブラシのサンプル品

参考リンク
サンスター防災特設Webサイト

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