顔の若返り術希望の患者の5割以上に眼瞼下垂

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2020.05.8

国際部

顔の若返り術を受けた患者集団における眼瞼下垂の有病率を調査した結果が430日、「Aesthetic Plastic Surgery」オンラインに掲載された。顔の若返り術について報告された論文や研究成果には、矯正されていないまぶたの眼瞼下垂が多く確認されている。今回の研究は、この施術集団における眼瞼下垂の頻度を調査し、眼瞼下垂についての意識を高めるために実施された。

研究対象は顔の若返りについての術前・術後の評価を受けた連続患者の男女59人(平均年齢は63.7歳)とした。まぶたまたは額の手術、先天性異常、または心的外傷による顔面けいれんなどの障害の既往がある物は対象から除外された。

その結果、34人(57.6%)が眼瞼下垂と診断された。眼瞼下垂の患者は、高齢の男性だった。研究者らは、若返り術を担当する医師と術を受ける患者は既存の眼瞼下垂を認識し、結果の期待について話し合い、包括的な外科的計画を立てることが不可欠であるとした。また、顔の若返り術を希望する患者の眼瞼下垂の高い有病率を認識することで、医師は良い結果とより高い患者満足度を提供すると結論した。

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