資生堂・日用品事業をCVCに売却

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2021.02.5

編集部

株式会社資生堂(東京都中央区)は、へアケアブランド「TSUBAKI」「UNO」などのパーソナルケア事業(日用品事業)を欧州系大手投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズに売却する。売却額は、約1600憶円に上る見込み。

パーソナルケア事業の売却は、資生堂が新たに設立する新会社に7月1日付けで承継する。同時に、新会社の全株式をCVCキャピタルがファンド出資している株式会社オリエンタル ビューティ ホールディング(OBH、東京都千代田区)に譲渡。その後、OBHの完全親会社であるアジアン パーソナル ケア ホールディングの株式35%を取得して合弁事業を行う。

パーソナルケア事業を資生堂の枠組みから分離・独立させて合弁事業することでさらなる成長を目指す。
新型コロナウイルス禍の影響で業績が悪化するなか事業の選択と集中を進め、高価格帯の化粧品事業に経営資源を集中させていくのが狙い。

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