フランスでオーガニック、エコロジーの認証などを提供している機関エコサートは、ビューティ・スパを対象に新しく認証ラベル「Being-Organic&Ecological Spa」（ビーイングーオーガニック＆エコロジカル スパ）を開設した。この規格は、スパの環境マネージメント、オーガニックや地域の有効資源の活用性、施術サービスの資質の3つの柱を基準に厳選に評価し、基準に合った施設には認証ラベルを発行する。

この規格が適用される施設はデイ・スパ、スパ・ホテル、温泉療法センター、美容室など。エコサートは、これまでにオーガニック認定サービスを提供している経験を踏まえてスパを認証することで、増加する利用者により安心した環境でウェルネスサービスが受けられるよう保証するとしている。

エコサートは1991年フランスで創設、ヨーロッパを中心に世界85カ国で活動している。これまで45,000件以上に米や野菜などの農作物、各種肉などの畜産物を有機表示で販売するための認証取得を提供したほか、オーガニックコスメ、ナチュラルコスメ、オーガニックコットンなども認定している。日本では東京支社を通して有機JAS（日本農林規格）の認定サービスを提供している。