8月2日のコーセー株、9カ月ぶりの安値 「化粧品回復遅れに懸念」との記事も

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2021.08.3

編集部

日本経済新聞は8月2日、同日の東京株式市場でコーセー株が一時、先週末比2,350円(14%)安の1万4,900円と、2020年11月以来9ヶ月ぶりの安値を付けたと報じた。

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企業調査レポートのFISCOは同日10時10分に「コーセーは大幅続落」と発表しており、9ヶ月ぶりの安値は、7月30日に発表された第1四半期決算の内容に対して「失望売りが先行する形のようだ」と分析している。

同決算では、営業利益は35億円で前年同期比3.1倍となったが、50億円程度の市場予想を下回っている。

コーセーは、「日本の化粧品市場においては、外出自粛による消費意識の低下はあるものの、緩やかな回復傾向にあります」と決算短信のなかで述べているが、日経同記事の見出しは「化粧品回復遅れに懸念」と楽観を許さない見方をしている。

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