資生堂、グローバルEコマース戦略の一環に第4世代のERPソリューションを導入

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2021.09.21

編集部

第4世代のERP「S/4 HANA※」を手がける米国Panaya社とSAPの認定パートナーである同国Worksoft社は9月15日、両社の共同ソリューションが、株式会社資生堂(東京都中央区/代表取締役社長兼CEO:魚谷雅彦)に採用されたと発表した。

※ドイツのソフトウェア企業SAP SE社のインメモリーデータベース「SAP HANA」を標準プラットフォームとする第4世代のERP製品

 

このソリューションは、統一されたグローバルEコマース戦略の一環として、「SAP S/4HANA」の導入のリスク回避および加速を目的としている。

資生堂は、「S/4HANA」への移行を将来に渡って促進するため、市場をリードする自動化されたプロセスディスカバリーとテスト、インパクト解析、テスト管理を提供するPanayaとWorksoftの完全共同ソリューションを選択した。

その理由として両社は同ソリューションが、資生堂が検討した他の主要なテスト・ソリューションよりもはるかに高いROIを実現したことをあげている。

Panaya社とWorksoft社のソリューションは、シームレスにビジネスプロセスの自動テストに変更を結びつけ、その結果、欠陥リスクを最大99%削減、テスト範囲を98%削減、テスト時間を85%削減したという。

また、両社は、「このソリューションにより、ビジネスプロセスの最適化、チェンジ・インテリジェンス、テスト管理、テスト自動化といった主要ソリューションは、オペレーションの一元化と優れたEコマース・エクスペリエンスによって、グローバルなITイニシアチブをサポートする」としている。

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