新日本製薬 「プラセンタコラーゲン」で特許査定を受領

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2021.10.5

編集部

新日本製薬株式会社(福岡市中央区/代表取締役社長:後藤孝洋)は9月28日、一般的なプラセンタエキスと比較して約9倍のコラーゲンを含有するプラセンタエキス「プラセンタコラーゲン」の開発に成功し、2021年9月8日に特許査定を受領したと発表した(図1)。

図1

特許出願番号は「特願2021-56719」、発明の名称は「化粧料組成物の製造方法」。

同社の発表によると、今回開発した「プラセンタコラーゲン」は、次の機能を持つことを確認した。

1:線維芽細胞増殖作用
コラーゲン等の産生機能を持つ線維芽細胞を増殖させる作用があることを確認した。また、肌のターンオーバー促進効果を持つEGF(上皮細胞増殖因子)と併用することで、その効果が高まることも確認した(図2)。

図2

2:Ⅲ型コラーゲン産生促進作用
プラセンタコラーゲンを線維芽細胞に添加すると、肌にハリや弾力を与えるⅢ型コラーゲンの産生が促進されることを確認した。

3:ヒアルロン酸産生促進作用
プラセンタコラーゲンを線維芽細胞に添加すると、表皮のみずみずしさや真皮のしなやかさをサポートするヒアルロン酸を合成する酵素の産生が促進されることに加え、ヒアルロン酸分解酵素の産生を抑制する効果があることを確認した。

これらの機能により、プラセンタコラーゲンは肌のハリや弾力の維持、シワの予防等への効果が期待されるとしている。

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