保湿成分「フィトスフィンゴシン」に育毛サポート効果 理化学研究所との共同研究で発見

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2021.10.13

編集部

株式会社アジュバンホールディングス(兵庫県神戸市/代表取締役会長兼社長:中村豊)の100%子会社である、化粧品・医薬部外品販売の株式会社2C(兵庫県神戸市/代表取締役:中川秀男)は、理化学研究所生命機能科学研究センター器官誘導研究チーム(国立研究開発法人/以下、理化学研究所)との共同研究で、保湿成分「フィトスフィンゴシン」に、育毛をサポートする効果があることを発見した。

また、10月5日に「フィトスフィンゴシン」を用いた育毛剤「NUOSS」を同日からECサイトで発売することを発表した。

同社と理化学研究所の研究チームは、2018年から理化学研究所が保有する毛周期計測モデルを用いて、膨大な化粧品原料の中からスクリーニングを重ね、前述の「フィトスフィンゴシン」に、育毛をサポートする効果があることを発見した。

この「フィトスフィンゴシン」は、皮膚最外層に存在する脂質の1つであり、皮膚バリアの主な成分として機能し、様々な化粧品に用いられてきた成分だ。

この成分について理化学研究所のチームは、「アジュバン社との共同研究では、マウスの毛の生え替わりを追求し、実際に毛を伸長させる新たな成分の発見に成功しました」と述べている。

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