男性の肌分析体験人数が昨年と比較し急増 20代の割合が36%と最多
2021.10.18
編集部
株式会社ポーラ(東京都品川区/社長:及川美紀)は10月12日、2021年1月~8月までに同社のパーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」の肌分析を体験した男性の数が合計で6,547件にのぼり、昨年の同期間の約73倍となったと発表した。
この集計の分析の結果、年代別で見ると20代の割合が36%で一番多く、次に30代、40代と続いた。
また、肌分析体験人数を昨年と比較した上昇率で見ると、60代が最も多く244倍となっており、次いで10代、20代、40代の割合が高くなっている。
同社はこうした傾向について「体験者のアンケート等で、長引くマスク生活で以前よりも自身の肌状態が気になったり、オンライン会議の普及により自分の肌を見る機会が増えたことも、美容への意識の高まりに関係していることがわかっています。また、70代・80代の方の肌分析人数も増加し、年齢を重ねた方々にもご興味を持っていただいていると考えられます」と述べている。
また、同社は肌分析を体験した男性の声も次のように紹介している。
【ポーラ ザ ビューティー 新橋店で体験・50代男性】
◆肌分析のきっかけ:今まで自分の顔を意識することはなかったが、コロナでマスクをするようになり、鏡等に映る自分を見た時に、目元のシワが非常に気になった。ネットで調べているうちに、リンクルショットに行き当たったので、リンクルショット購入のために来店。その時に、肌プランニングの紹介をされたことがきっかけ。
◆肌分析後の変化:日焼け止めを塗るようになった。今まで肌について意識しなかったのに、意識をするようになって『肌艶良いね』と言われるようになり、自身でも鼻の頭がきれいになったと思う。肌プランニングをしたことによって、自分の肌を理解できた。どうしたら良いのかも教えてもらえたので、自分の肌と向き合うことができた。次回の肌分析が楽しみ。
【ポーラ ザ ビューティー Bivi つくば店で体験・30代男性】
◆肌分析のきっかけ:3年位前から自分の肌にコンプレックスを抱いており、担当ビューティーディレクターに紹介された。
◆肌分析後の変化:自分自身の肌の長所短所を理解し、肌状態に合わせたスキンケアを実践できたことが嬉しかった。血行が悪いようなので、オンラインワークショップで教わったヘッドマッサージ、フェイスマッサージをはじめ、全身のストレッチをお風呂上がりに行っている。
なお、同社は、ダイバーシティ経営とジェンダー平等の見地から美容に対してハードルを感じやすい男性にも、自分の肌を知っていただくきっかけを増やしたいと考え、本年から男性(自認を含む)への肌分析を推進している。