ポーラ、業務用アメニティに環境配慮型素材・成分を採用
2021.11.12
編集部
株式会社 ポーラ(東京都品川区/社長:及川美紀)は11月9日、国内業務用アメニティ「シャワーブレイク」4品目に、環境に配慮した持続可能な素材の採用したと発表した。同時に、新たな保湿成分「クロノシャルディ」やローヤルゼリーを配合してリニューアルし、2022年2月21日よりホテルや旅館、レジャー施設に向けて発売することを明らかにした。
今回、アプリケーターに使用するベース材料に、持続可能な素材として採用したのが再生PET素材だ。これはバージンの石油からではなく、飲料用ペットボトルを中心にリサイクルしたもので、FDA (米国食品衣料品局)の認定を受けた製造ラインで精製したもので、100%を再生PET素材とする。
これにより従来の原油由来のペット樹脂と比較して、CO2の排出量を約63%削減することが可能可能になった。また、外箱段ボール、カタログに森林認証紙を採用した。
また、成分面では、白ワインの生産過程で発生した搾りかすを使用した保湿成分、ぶどう果実エキス「クロノシャルディ」を配合。廃棄物の発生削減や副産物の再生に貢献していく。
その他、製品の特徴としては「新たに保湿成分ローヤルゼリーを生ローヤルゼリーと合わせてダブルで配合」したことや、アプリケーター(容器)に、3か国語表記と触覚識別表示を加えたことなどがある。
なお、今回リニューアルした4品目は、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、リンスインシャンプーである。