コロナ後の歯科治療再開には前向き:イタリア調査

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2021.11.22

国際部

患者の歯科治療に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を調査した結果が11月16日、「European journal of dentistry」オンラインに掲載された。

2020年12月から2021年1月にイタリア居住者に21項目の質問からなるオンラインアンケートを実施。1008人から回答を得た。質問内容には、COVID-19パンデミックが精神的および肉体的バランス、口腔衛生習慣、食事、歯科治療再開に感じる安全性、およびマスク使用時の審美性に及ぼす影響が含まれた。

その結果、回答者の約72%は歯科治療再開に不安はないとしていたが、実際、緊急の治療に限定されていた。パンデミック中に約45%が口腔の衛生と歯科疾患の予防を強化していた。約38%が炭水化物の摂取量が増加したと、また、28%が脂肪の摂取量が増加したと回答した。回答者の75%は、マスクが笑顔の美しさを損なうことはないと感じていた。

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