アメリカでインフレに伴い塩辛いスナックの摂取が増加

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2023.02.24

国際部

アメリカでは、物価上昇で予算が圧迫されているにもかかわらず塩味のあるスナック市場は成長しているようだ。グローバル調査会社ミンテルが、このほどリリースした調査によると米消費者の4分の1以上(27%) が、昨年に比べて塩気のあるスナックの消費量が増加したと報告した。ミレニアル世代(47%)、時々在宅勤務をしている人々(42%)の消費者が、すべての塩辛いスナック類で消費量が増加したと回答。

塩味のあるスナックの中で、チーズ風味のスナック (+6%)、電子レンジで調理できるポップコーン (+7%)、コーン スナック (+8%) などが最も成長がみられた。野菜、豆、古代の穀物から作られたチップス/パフ (+7%) の消費量も増加した。

同社の調査から、塩辛いスナックは消費者のより具体的な感情的ニーズを満たすことが明らかにされた。3分の2以上(67%)がリラックスするため/欲求を満たすためにスナック食べると回答しており、動機として空腹を満たすため(58%)を上回った。若い世代にとって、感情的な魅力はさらにはっきりしており、ミレニアル世代の5人に2人(39%) が、退屈を和らげるためにスナックを食べると回答している。これは、2018年の調査結果から10%近く増加している。

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