母親と娘の体脂肪量に強い関連性を確認

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2023.03.28

国際部

英国で体組成における親子関係を調査した結果が3月21日、「The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」オンラインに掲載された。

過体重または肥満の親から生まれた子供は成人肥満のリスクが高いが、この好ましくない関連性が親によって異なるかどうかは不明だった。今回の研究では、将来の英国の人口ベースの出生前コホート(Southampton Women’s Survey)からの合計240組の母-父-子供の3人組を分析対象とし、幼少期の体組成における親子関係の性差関連を調査した。

その結果、娘のBMIおよび体脂肪量と母親のBMIおよび体脂肪量との正の関連が6~7歳と8~9歳で観察された。母と息子、父と息子、父と娘での関連は弱かった。過体重または肥満の母親から生まれた女児の体組成には早期に特に注意を払う必要があることが示された。

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