クレ・ド・ポー ボーテ、ユニセフとジェンダー格差に取り組むためのパートナーシップを延長

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2023.04.24

国際部

資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」とユニセフは、11日、STEM (科学、技術、工学、数学)教育や雇用、エンパワーメントプログラムを通じ、ジェンダー格差に取り組むためのパートナーシップを3年間延長すると発表した。両者は2019年からこの問題に取り組んでおり、今回のパートナーシップの継続で、さらに今後3年間で570万人以上の少女たちのエンパワーメントを目指す。

パーソナーシップの3年間延長は、ユニセフが実施するSkills4Girlsプログラムを通じて、「2025年までに30か国以上の少女たち1,150万人に対し、本来備えている能力を十分に発揮するための支援を行う」という目標のほぼ半分を達成することを意味する。この分野の進展は、世界がポストコロナの時代に移行する中、不利な立場に取り残されてきた少女たちを支援する上で、これまで以上に重要な意味を持つと考えられる。

クレ・ド・ポー ボーテはユニセフのジェンダー平等プログラムを支援するため、民間企業としては世界最大規模となる870万米ドルを拠出することを表明。この資金は、STEM教育への平等なアクセスを実現し、STEM分野における女性の参加やリーダーシップ向上のために活用される。

2019年から2022年までの3年間のパートナーシップを通じて、350万人以上の少女や若い女性たちを支援してきた。具体的には、バングラデシュ、キルギス、ニジェールなどの国や地域で、固定観念やジェンダー差別のため少女たちが受けられなかったSTEM教育を促進するプログラム、メンターシップやライフスキル構築プログラムによって少女たちの自己肯定感を高める教育、さらには実際の職場や社会になじめるようサポートする活動が含まれる。

今後の3年間は新たにインドネシアが加わり、中国、ペルー、ベトナム等の国や地域に拡大するプログラムをサポートし、ポストコロナ時代におけるSTEM分野でのジェンダー格差の解消に取り組んでいく。

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