経産省、東南アジアで日本の化粧品を売り込むイベント開催
2013.11.28
編集部
経産省は、国内化粧品産業の国際展開を強化・促進するためイベント「Japan Beauty Week」(ジャパン・ビューティウイーク)をタイ・バンコクに続いて来年1月にインドネシア、2月にマレーシアで開催する。
同イベントは、経産省が日本再生事業(クール・ジャパン)の戦略的海外展開の一環として行なっているもの。東南アジア市場で、所得水準の高い中間層などを対象に日本の高付加価値化粧品をPRすることで、需要拡大に繋げる狙い。
ロート製薬、パナソニックビューティなど国内化粧品メーカー8社が参加したタイ・バンコクでのイベント開催(会場セントラル・ワールド、11月20日から24日までの5日間)に続いて来年1月にインドネシア・ジャカルタ(1月23日~26日)、2月にマレーシア・クアラルンプール(2月20日~23日)でも同様のイベントを開催する。
現在、新興国の化粧品市場は、所得水準が高まり中間層を中心に購買意欲が高い。そうした中で、欧米企業のブランド力や韓国企業が台頭し、日本企業のビジネスポテンシャルが十分に発揮できていない。経産省は「イベント、セミナー、在外公館における現地バイヤー、メディア関係者を招いてのレセプションなどを通じて化粧品を含む日本製品全体に対する評価の向上に繋げて行きたい」としている。