水はダイエットの味方? 水にまつわる3つの「神話」
2014.03.20
国際部
米国アラバマ大学バーミンガムのサイトで3月12日、ダイエット中に水を飲んでも体重は減らないという栄養学専門家の話が掲載された。
タイトルは「水の神話を暴く(Debunking water myths:weight loss, calorie burn and more)」。同大学の栄養学準教授Beth Kitchin博士が、水とダイエットにまつわる「神話」を否定している。
第1の神話は、「減量の際には水をたくさん飲むように」。
このアドバイスをもらう人は多いが、「飲料水が減量を促す証拠はほとんどない。それは語り継がれた神話である」と、同大学の栄養学準教授Beth Kitchin博士は言う。
第2の神話は「水を8オンス(約240ml)のグラスに一日8杯」。
博士は、人は水分を取る必要はあるが、それは水に限ったことではないと言う。水が好きではない場合は、ダイエットソーダや緑茶、ジュースのミネラルウォーター割り、水に低カロリーの粉末飲料を混ぜたものもOK。またコーヒーなどのカフェイン入りの飲料も一日に必要な「水分」にカウントされる。
最後の神話は「水は冷たい方が減量効果がある」。
これにはほとんど効果がないとし、博士は、減量は長期の体重管理プログラムで行うべきと述べている。