「化粧直し面倒」9割、3人に1人が「化粧崩れは仕事にもマイナス」

最新商品

2014.03.31

編集部

資生堂が20~39歳の有職女性500人に「化粧なおし」に関する意識・実態調査をした結果、約9割が「面倒」と考え、3人に1人が「化粧くずれ」は集中力・やる気の低下など仕事上でも「心理的にマイナス影響がある」と回答した。「化粧なおし」を「しないことが多い」、「しない」と回答した女性も56%と半数を超える結果で、「面倒だから(51%)」、「時間がないから(47%)」という理由が上位にあがっていた。資生堂が昨年実施した別の調査では、ベースメークの化粧なおしにかける時間は平均7.04分だった。

同社調べによると、「ベースメーキャップの化粧くずれ」には89%と約9割もの女性が「気になる」と回答。1日の中で最も気になる時間帯は、「15時台」が20%と最多を占めた。特に13時台から15時台だけで45%と約半数が「最も気になる時間帯」と答えており、お昼すぎから午後なかばの時間帯に「化粧くずれ」を強く実感していることがわかった。

出勤前のベースメーキャップ直後の「見た目の自己評価」を100%とすると、化粧くずれを実感した後では平均54%も自己評価が下がる回答結果だった。0%と最低値を回答した人も複数おり、ベースメーキャップの崩れが自己評価に影響している。

「化粧くずれ」を実感している時の気分では、8割以上の女性が「(汗や皮脂でベタつくなど)体感的に不快になる(84%)」と答え、次いで「(気分が晴れないなど)気分的に不快になる(77%)」と体感的にも気分的にも不快感の増加を挙げた。また、約7割が 「周囲の目が気になる(75%)」、「他の人に顔を見られたくなくなる(69%)」、「自分に自信がなくなる(68%)」と、周囲からの見られ方まで気になり気分が落ち込む傾向がある。

さらには、約3人中1人は、「仕事に対するやる気がなくなる(36%)」、「仕事への集中力がなくなる(34%)」と答えており、働く女性にとっての「化粧くずれ」は、仕事でも心理的にマイナス影響を与えている。

「化粧くずれ」の対応策である「化粧なおし」を行っている人のうち、86%と約9割の人が 「ベースメーキャップの『化粧なおし』は面倒」と考えていた。「化粧なおし」の問題点として、「厚塗りになってしまう (49%)」、「上手くなおせず汚くなってしまう(48%)」という回答が約半数に上った。他には、「ムラになってしまう(41%)」、「直してもすぐにくずれてしまう(35%)」など、ベースメーキャップしたてのように化粧を直すのが難しい趣旨の回答が得られた。

 

#

↑