ナノエッグ、コエンザイムQ10配合ジェル状化粧品原料を発売

最新商品

2014.04.21

編集部

聖マリアンナ医科大学発のベンチャー企業、株式会社ナノエッグ(神奈川県川崎市)は、スキンケア化粧品等の原料としてジェル状整肌成分「3D PERFECT Q10」(スリーディー パーフェクト キューテン=写真)を化粧品会社向けに発売する。

「3D PERFECT Q10」「3D PERFECT Q10」はナノエッグが得意とする浸透技術を応用したもので、コエンザイムQ10を1%配合したジェル状化粧品原料。名称の「3D」とは、コエンザイムQ10がキュービック状のナノカプセル内に閉じ込められていることを示す。

同社によると、「3D PERFECT Q10」はコエンザイムQ10の水への分散性と安定性を大きく改善し、皮膚角層への浸透性を高めた整肌成分。同原料をスキンケア化粧品等に配合した場合、最大で3%(コエンザイムQ10として0.03%)配合することが可能になる。3%配合した場合、通常のコエンザイムQ10と比較し、浸透性が210%以上向上するため(ナノエッグ社ヒト皮膚浸透性試験結果より)、コエンザイムQ10の効能である抗酸化作用や細胞の賦活化作用が期待できるそうだ。

同社がこれまでに開発した整肌成分「ナノキューブ」、濃密保湿成分「モイスチャーキューブ」、毛髪浸透補修成分「ヘアケアキューブ」は多 くの化粧品会社に 原料として採用いる。同社は、今回の「3D パーフェクト Q10」の発売により、さらに原料ビジネスの拡大に力を入れていく、としている。

「3D PERFECT Q10」は、ナノエッグ社の自社製品である「マリアンナプラス」シリーズの口もと年齢美容液「豊麗」(ほうれい)のリニューアル品(4月21日発売)に配合されている。

参考リンク
株式会社ナノエッグ

#

↑