婚活で重要なのは遺伝子より学歴かも
2014.05.28
国際部
人は配偶者に、宗教・年齢・人種・収入・体型などが似通った人を選ぶということは知られていた。また最近では、似た遺伝子を持った人を選ぶ可能性が高いということも言われている。
今回、米国コロラド大学ボールダー校の研究で、教育レベルが、配偶者選びに遺伝子よりも強い影響を与えていることがわかった。この研究の詳細は5月19日「PNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)」オンライン版に掲載された。
論文の主筆Benjamin Domingue氏らは、825組の米国白人夫婦を調査。170万の一塩基多型から、夫婦間の遺伝子的類似性を比較した。その結果、夫婦間に遺伝的類似を認めたが、この関連は夫婦間に見られた教育レベルの類似よりも小さく、3分の1程度ということが示された。