医療で培った技術をエステ業界にフィードバック

光源のひとつである「キセノン光」を応用した医療機器の開発から製造、販売までを手掛ける㈱日本医広。ビューティーワールドジャパン2011では、キセノンが発する近赤外線を利用した複合型美容器「THELLO」を出展する。
そもそもキセノン光とは、自動車のヘッドライトやカメラのストロボなどにも利用されている光源のひとつで、キセノンガス中での放電により得られた光のこと。医療の分野でも血流改善や組織の活性化のために古くから活用されており、日本医広が開発した医療用キセノン治療機器は、発売から32年で総販売台数約1万台。全国の大学病院のおよそ85％で使用されている実績がある。キセノン光線に含まれる近赤外線は水分や血液中のヘモグロビンに吸収されにくいという特徴があり、身体の中に入った後も深部を加温し、患部の血流量を増加させたり、新陳代謝を促したりする効果が期待できる。また、他の光線治療器と比べて出力が高いので、より深くかつ広い範囲への効果が期待できるのも特徴といえる。各種の病気による痛みを改善できることから医療業界では革新的な技術として認められ、汎用的に用いられている。
このキセノン光技術をエステティック業界にフィードバックしようと、エステ業界向けに改良したのが「THELLO」。キセノン光線で体を深部から温め、血流やリンパの流れをスムーズに。基礎代謝を高めながら理想のボディラインへと導いてくれる。基礎体温の向上にも役立つので、低体温や冷え症に悩む女性にもうれしい。さらに、同時併用できる「中周波EMS」機能は、高周波、低周波の電流をクロスさせた中周波を採用することで、EMS独特のチクチクした刺激を軽減しながら、深層筋（インナーマッスル）に効率よくアプローチ。瞬発力のある筋肉づくりをサポートする。使い方は簡単で、気になる部分にキセノンのプローブとEMSのパッドを装着し、10～30分ほど動かすだけ。体感は、キセノンによって全身がぽかぽかと温まる気持ちよさがあり、EMSを装着したパーツは心地よくもみほぐされている感覚。ボディ・フェイシャル・リラクゼーションはもちろん、既存の施術メニューと組み合わせて使用することができるので、時間効率のいい施術を提供することができるのもメリットだ。工夫次第で様々な使用パターンが想定できる。とくに複雑な技術習得は必要なく安全な装着方法を覚えるだけなので導入しやすいところもメリットだ。
なお、同社が提供する機器はすべて、製造から販売までを日本国内の自社工場で行っている。品質管理・製造管理体制も整っており、その信頼感は群を抜く高さ。全国に9ヶ所の営業拠点があり、万一の場合にもスピーディな対応が可能。導入前にはデモ機の無料貸出しを行っており、実際に使用した上での検討も可能となっている。
ビューティーワールドジャパンではブース内に施術スペースを設けて予約制の体験会を行う。施術体験者には限定の特典も用意しているとのこと。それ以外にも目元や口元などに使用できる「ぷるプル潤うジェルパック」を展示会特価で販売するとのことなので要チェック。キセノン光技術一本で培ってきた同社の実績と信頼が導く新たな痩身法に、注目してみてはいかがだろう。

THELLO

㈱日本医広　ボクール事業部
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