アーサナベースのヨガの無作為化比較臨床試験を対象に、心血管疾患とメタボリック症候群に対するヨガの効果を検証した。

何の運動もしなかった群に対し、ヨガを実践した群ではBMI値、収縮期血圧、低密度リポタンパク質コレステロールに大きな改善が見られた。特に大きな変化があったのは体重、拡張期血圧、総コレステロール、トリグリセリド、心拍数だった。空腹時血糖と糖化ヘモグロビンでは大きな変化は見られなかった。

研究者らは、心血管代謝を改善するうえでヨガは有望であるとしている。