Twitterで突然死が予測できる!?
2015.01.30
国際部
敵意や慢性的なストレスは心臓病のリスクを増加させることは知られている。
この関係をTwitterを使って大規模に調査した研究が1月20日、「Psychological Science」オンライン版に掲載された。
米ペンシルバニア大学の研究者らによるこの調査では、Twitter上に現れたネガティブな言葉と地域レベルでの心臓病リスクの関係を検討した。
Twitterと心臓病リスクの関係に基づいて断面回帰モデルを作成。このモデルにより、他のモデルよりも心臓病による死亡率をより良く予測できることがわかった。
アメリカでは年間約60万人が心臓病で死亡しているという。食生活や過度の飲酒などが心臓病の主な原因であることは間違いないが、敵意をむき出しにした言葉やネガティブな言葉を向けられた時、その言葉が引き金となって心臓病を引き起こす可能性がある。