カロリー控えめダイエットにもいい羊肉がさらに健康的に
2015.02.4
国際部
羊肉の脂肪は融点が44℃前後。牛肉(40℃)や豚肉(28℃)比べて高いため、食べても体内で吸収されにくいと言われている。また、脂肪の燃焼を促すL-カルニチンをはじめ、ビタミンBや亜鉛などを多く含む。ダイエット中でもお勧めできる肉としてジンギスカンが流行したのも記憶に新しい。
ニュージーランドの第一次産業省は1月29日、より健康な「ラム」開発が、官民連帯型の1次産業のイノベーションのための基金(PGP:Primary Growth Partnership)のビジネス事例として承認されたことを発表した。飽和脂肪酸を少なく、不飽和脂肪酸とオメガ3を多く含むという、健康的付加価値の高い羊を開発することで、プレミアムな食品を求める消費者にアプローチしていく。2500万ドル、7年超のビジネス計画という。
薬膳では、冷え取り効果のある食品として、特に冬の食べ物とされてきた羊肉。鉄分も豊富で血行促進効果も期待できるというので、これからの時期におすすめだ。