サポート乳酸菌でウイルス性の下痢発症抑制を確認
2015.02.16
編集部
株式会社東洋新薬(福岡県福岡市)は、同社がもつ阿波晩茶(注1)由来『サポート乳酸菌(TM(注2))YM(注3)』でロタウイルス感染による下痢発症抑制作用が確認されたことを発表した。
冬は空気が乾燥するためインフルエンザにかかりやすくなると言われており、厚生労働省によると、例年12月~3月頃に流行するとされており、いったん流行が始まると短期間に多くの人へ感染が広がると言われている。ロタウイルスは、感染力が非常に強く、5歳までに世界中のほぼすべての小児が感染し、胃腸炎を発症するとされ、日本でも感染者数は非常に多いため、小児感染症における重要な病原体の一つ。『サポート乳酸菌(TM)YM』の機能性研究結果は、上図を参照。
注1:お茶には緑茶、紅茶あるいはウーロン茶といったものが一般的に知られているが、阿波晩茶はそれらとは異なり、茶葉を微生物によって発酵させた“後発酵茶”と呼ばれる珍しいお茶で、中国のプーアル茶がその一つ。
注2:(TM)はTrademarkの略語であって、「商標」を意味するもの。
注3:『サポート乳酸菌(TM)』は、 “阿波晩茶”から単離された乳酸菌で、抗ウイルス作用をもつ『サポート乳酸菌(*TM)YM(Lactobacillus pentosus)』と、抗アレルギー作用をもつ『サポート乳酸菌(TM)FG(Lactobacillus plantarum)』がある。
- 参考リンク
- 株式会社東洋新薬