日本ゼトックとほまれ酒造が高保湿化粧水を共同開発・販売

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2015.04.2

編集部

会津ほまれ化粧水化粧品や口腔ケア事業などを手掛ける日本ゼトック(東京都新宿区)と酒造メーカーほまれ酒造(福島県喜多方市)は、共同で高保湿化粧水を開発し、3月から全国のドラッグストアや量販店などで発売(卸)を始めた。

両社が共同で開発した高保湿化粧水のブランド名は「会津ほまれ化粧水」(写真)。ほまれ酒造が製造する純米酒「会津ほまれ」を化粧原料として60%程度、使用するとともに、整肌成分のラベンダー精油や3種類の植物エキス(ユキノシタエキス、ボタンエキス、マグワ根皮エキス)を配合して高保湿性を実現した。価格は1,000円(税別)。日本ゼトックが行った化粧水を使った3社との比較による保湿試験では、塗布1時間で角質水分量が3社に比べて倍になるなど高保湿性を実証している。

「会津ほまれ化粧水」の製造と販売は、日本ゼトックが担当し、3月から全国のドラッグストアや量販店での卸販売や両社の自社サイトで販売を始めた。また、東日本震災復興応援商品として開発した「会津ほまれ化粧水」を3月19日から10月19日の期間に売上げた一部から、さくらの苗木・植樹費用として寄託する。

日本ゼトックは、口腔歯磨きや化粧品などの事業を展開する健康科学会社で、化粧品の自社開発と合わせてOEM・ODMにも注力している。同社では「今度の化粧水に続いて今後、スキンケアラインでの新商品開発を推進し、市場に投入する計画」としている。

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