気温急上昇の今、女性に増える「クモの巣血管症」とは?
2015.05.27
編集部
北青山Dクリニック(東京都渋谷区)では、下肢静脈瘤のレーザー治療を専門的に行っている。下肢静脈瘤は気温上昇などが原因で悪化する症状であり、中でも、脚の血管が「クモの巣・網目状」に透けて見える下肢静脈瘤の症状“レッグベイン”についての問合せが春から夏にかけて倍増している。
レッグベインは、脚に発生する青や赤色の細かい血管拡張で、むくみや痛みの原因になることがある。このタイプの静脈瘤は、特に女性に多く見られる疾患。このレッグベインが原因で、「スカートが履けない」「温泉にお友達と行けない」「見た目が気持ち悪い」といった悩みを抱えている女性が大勢いる。
しかし、「病気だとは思っていない」「どこで治療を受ければいいかわからない」という理由から、病院のカウンセリングを受ける人が多く見られる。同クリニックでは、このタイプの静脈瘤を体外から照射するタイプのレーザーを用いて治療している。「治療には何回か通院が必要だが、治療ができるということだけでも喜んでいただいている」(院長 阿保義久氏)という。
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- 北青山Dクリニック