Symrise社の美白成分、中国で承認取得
2013.03.11
編集部
香料メーカー大手のSymrise社(本社:ドイツ)は、新規化粧品成分のSymWhite377が中国で承認されたことを、3月7日の同社ウェブサイトで発表した。
中国を含むアジア圏では、肌の色は理想の美のひとつと考えられており、「美白」には歴史がある。しかし、一般的な美白成分は細胞毒性が不安定だったり、低濃度では効果がなかったりという報告が多かったという。SymWhite377は、特許取得済み成分であることと、良好な安全性および毒性プロファイルを背景に、中国の国家食品薬品監督管理局(SFDA)が化粧品原料として承認したもの。肌の色調を明るくする効果、また強力な抗酸化活性が実証されている。