米創薬研究開発会社のストラテジア製薬（マサチューセッツ州ボストン）は、８月９日、 同社ウェブサイトを刷新し英語と日本語によるサービスを開始したと発表した。同社のミッション、“ 患者さん第一”のアプローチ、ストラテジア製薬の創薬機能やコンサルティングサービス、開発中の臨床開発プログラムの例、Tapboost®技術などの多岐に渡る情報を英語と日本語の両言語で紹介している。

同社では製薬会社、治験機関、治験参加者、科学者、出資者などからパートナーを募り、新治療薬の開発のためのプロジェクトチームを形成して研究開発を加速する。

Tapboost®技術は同社バイオロジー部門長・菱谷博士率いる開発チームにより発見されたタンパク質の生産向上を可能にする アミノ酸シャペロンモチーフ。既存の生物学的製剤またはターゲット抗体の発現量を３〜10倍に高めたり、発現しにくいタンパク真または抗体の発現を可能にする画期的な技術として注目されている。同社ではTapboost®技術のライセンス契約を通じてクライアントの研究開発および製造工程をサポートするとしている。日本語によるサービス開始で、日本でのビジネス展開に拍車をかける計画のようだ。