アマゾンジャパン株式会社（東京都目黒区）は6日、都内で記者会見を開き、美容専門家と時短美容情報を発信する「Amazon Beauty Lab.」（アマゾン ビューティラボ）を発足したと発表した。同ラボ所長には、モデルの菅野結以さんが就任した。

ビューティ分野は、「eコマース化が遅れていた分野。お客も慣れておらず、満足していない領域だった」（消費財事業本部 本部長 バイスプレジデント 前田宏氏）。同社の商品を購入するのは、これまで男性が中心だったが、一般消費財を充実させることで、女性の需要も高まり、「ワーキングマザーの利用者増加や、スマホなどのソーシャルメディアを活用した消費動向変化のスピード化に対応」（同氏）する狙いがある。

今年6月にオープンしたオンラインストア「Amazon ビューティストア」では、ブランド数4,000、商品数10万以上を掲載。今月1日から新たに『ジュリーク』『メイベリン ニューヨーク』の2ブランドを追加しており、今後も「幅広い品揃え」「キレイの欲求を満たす提案性」「カンタン&おトク」の3つのコンセプトの下、新規ブランドの拡充に努めていく考え。

「Amazon Beauty Lab.」は、同ストア内に設置した、忙しい女性向けにすばやく賢くお得ににキレイを見つける方法を発信するプロジェクト。美容に造詣の深い菅野さんが同所長に就くことで、「美容をあきらめなくてもいい」というメッセージを発信していく。

会見場で、前田氏から同所長の任命を受けた菅野さんは、自ら「Amazonのヘビーユーザー」と自称するほどのAmazon利用者。菅野さんは「忙しいからキレイになれないといい訳したくない」とキッパリ。「世の中、キレイになれない女性はいない」と持論を述べ、同プロジェクトに気合を入れていた。

同ラボでは、菅野さんのほか、コスメコンシェルジュの小西さやかさんが同ラボのアドバイザーを担当する。