資生堂、7月から美容セミナー全国展開

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2013.04.9

編集部

株式会社資生堂は、2013年7月から美容サービス・セミナーを新たに「ライフクオリティー事業」として全国展開することになった。2015年度までに高齢者施設、学校などを中心に約3,000施設で美容セミナーを開催し、化粧品の販売増加に繋げる。
同社は、今年4月から全国の6支社に「ライフクオリティー ビューティーセミナー」
事業を統括する専門部署「SLQ推進部」を順次設置。7月から全国の高齢者施設や学校などを中心に高齢者向けの化粧療法や学生、OL向けの美容スキル向上、がん患者向け美容などのセミナーを開催する。セミナーで使用する化粧用具代などの必要なコストの一部は有償。また、セミナー価格は、国の社会福祉事業基準を参考に、最低限の対価を負担してもらう考え。

同セミナー事業は、2011年から首都圏エリアで行ってきた「高齢者美容サービス」と事業所単位で行っていた「美容セミナー」を統合し、新たな専門部隊を組織して全国展開するもの。
同社は「高齢者施設や学校などからのセミナーの開催依頼の増加に応えたもので、ソーシャルビジネス(社会貢献)の一環と位置付けている」という。セミナーの目的は、高付加価値の美容サービスを提供することで、顧客の取り込みと化粧品販売の相乗効果を図るのが狙い。

化粧品各社は、国内の需要不振で活路をアジア市場に求めざるを得ない状況にある。そうした中で同社のセミナー開催によるライフクオリティー事業でどの程度、化粧品の新規需要を掘り起こせるか、今後の動向が注目される。

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