患者満足度100%の「眼球タトゥー」
2016.02.18
国際部
眼球タトゥーをした人の満足度調査の結果が2月3日、「Cornea」オンライン版に掲載された。
目の色を変えるという純粋に美容目的で眼球タトゥー手術を行った患者7人を対象に、患者満足度、視力などへの影響、色素の安定性などについて調査した。手術はフェムト秒レーザーを用いて眼球への色素沈着を行った。これまで、重篤な合併症の報告はないという。
患者は27~63歳で、半数弱が女性。4人の患者は色素沈着の改善のために再手術を行った。6ヵ月~2.5年の追跡の結果、全患者が審美的転帰について高い満足度を示し、合併症は見られず、視力は安定していた。研究者らは、目の色を変えたいという人のためには、眼球タトゥーが実際的で便利な手術法であると結論している。