イギリスにおける美容と健康製品の消費者調査
2016.03.9
国際部
英マーケットレポート販売会社Reportbuyerは、イギリス国内の美容と健康製品の買い物客に関する調査結果を3月3日、発表した。同社が有料販売している「How Britain Shops for Health and Beauty /Verdict Consumer Report」のハイライトとしてリリースしたもので、美容と健康関連の消費が最も多いのは35〜44歳の年齢層で、70.4%は2015年に美容と健康の製品を購入した。16〜24歳のグループの普及率は65.5%で、65歳以上のグループの普及率は21.6%と最下位だった。
消費者の25.2%は、2014年に比べて2015年の方が経済的により良くなったと感じており、この結果、26.8%は買い物意欲が増したと回答している。
小売店調査では、ドラッグストアチェーンのブーツへの訪問客数が最も多かった。また、ブーツを訪れる52.4%は美容・健康製品を購入目的にしていることが分かった。リピーターが最も多い小売店はスーパーマーケット大手のテスコで、63.5%のテスコの顧客は食料品を主目的に頻繁に通っているという結果がでた。顧客サービスのランキングでは、ボディショップが最も優れたサービスを提供していると評価された。