女性の“髪痩せ”に着目の育毛剤 聖マリアンナ医大ベンチャーが発売

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2016.06.15

編集部

聖マリアンナ医科大学発のベンチャー企業、 株式会社ナノエッグ(神奈川県川崎市)は、 女性の髪の悩みに着目した新製品・薬用育毛剤「ふわり」を開発、 6月27日から販売開始する。

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「抜け毛が多く、 髪のボリュームがなくなってきた」「頭皮が透けて見える」「以前のようにヘアスタイルが決まらなくなった」といった女性の悩みは、 加齢とともに起きる“髪痩せ”が原因といわれる。

“髪痩せ”は抜け毛、 薄毛により頭髪が薄くやせた印象を呈する状態で、 これまでのような頭皮ケアだけでは対策として不十分だという。ナノエッグ社は、 大切なのは頭皮だけではなく、 髪の芯から毛根にも有効成分を届けることであるという新発想のもと薬用育毛剤の開発に着手。

臨床研究を重ね、世界初の技術を生み出し、 新製品「ふわり」を開発した。この成果は、 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の結果得られたもので、初年度売上2万本を見込んでいる。

ナノエッグ社は、 2007年、 聖マリアンナ医科大学の皮膚科学研究チームとの共同研究から生まれたサイエンススキンケア「MARIANNA」シリーズを発売。 日本で初めてDrug Delivery Systemを化粧品に応用した。

2010年には口もと年齢美容液「豊麗」(ほうれい)を発売、売上100万本を突破するヒット商品となった。また、 2013年にはヘアカラートリートメント、 シャンプー、 トリートメントからなるエイジングヘアケアシリーズ「KIRARI」(キラリ)を発売し、順調に売上を伸ばしている。

同社は今後も加齢による肌と髪の変化を研究し、ユーザーの期待に応えられるよう新しい技術を開発していくとしている。

参考リンク
株式会社ナノエッグ

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