世界の消費者が見る最近の食生活ーさらなる健康志向へ

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2016.07.28

国際部

Eaters Digest Havas Worldwide食生活が自己の健康に直接影響を与えるという消費者の認識が高まる近年、8割を超える消費者は食品を健康維持のための“薬のような存在”として捉えているようだ。

グローバルマーケティング・コミュニケーション会社ハバス・ワールドワイドは、7月26日リリースしたプロシューマー・レポート「Eaters Digest: The Future of Food」から、このような消費者傾向を明らかにした。

一方、大手食品ブランドに対する信頼度は下降しており10人に4人が食品業界を信頼している、という結果だった。また、食品および飲料水に含まれる人工成分の健康への影響を74%の消費者が懸念していることも明らかにした。

同レポートは欧米、中南米、中近東、日本の含むアジア諸国など世界37市場における11976人(18歳以上)にオンラインで調査した結果をまとめたもの。同社の公式サイトより無料でダウンロードが可能。ハイライトとして以下のような傾向を取り上げている。

・Me、My Body、and the Planet(私、私の身体そして地球)
摂取する食品は個々の健康だけでなく、地球にも影響を与えるという意識の高まりがある。

・Local Is the New Organic(産地が新しいオーガニック)
オーガニック食品は健康志向のオプションとして増加し続けているが、消費者の関心はその産地についても向けられており、少なくとも同じくらいの注意を払っている。

・Raw Pleasure(生という恵み)
自然に作られた食品を食べて健康維持を促進することが新しい消費者のトレンドとなっている。それは喜びを超えてステータスシンボルとさえなってきている。

参考リンク
havasworldwide.com

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