花王、カネボウ、共通の店頭顧客管理システムを導入

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2013.05.23

編集部

花王とカネボウは、5月下旬から百貨店、総合スーパー(GMS)の店頭で新しい店頭顧客システム(写真)を導入する。両社がそれぞれ培ってきた顧客管理システムや販促システムを統合・再編したもので、接客やカウンセリングの強化と店頭業務の効率化を進める。

新顧客管理システムは1.タッチパネル型の機器を使用して肌測定結果や分析データを顧客によりわかりやすく提示する2.過去の購入履歴データなどを簡単に確認でき、スピード感あるがカウンセリングが可能3.在庫管理や勤怠管理などの業務サポート機能を高め店頭と会社の情報共有化が図れる。

同システムは、百貨店、GMSの花王ソフィーナ・エスト約750店、カネボウ化粧品約1,100店舗に導入し、迅速な顧客対応を進める。花王は、2006年に旧カネボウの化粧品事業を買収し、これまで両社が別々のシステムを使っていた。

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