「12年度通販化粧品市場は3%の成長」 総合企画センター大阪調査

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2013.06.11

編集部

株式会社総合企画センター大阪(大阪市西区)は、2011年、2012年の通販化粧品市場についての調査結果概要を発表した。2011年度の通販化粧品市場は過去最高の販売高を更新したものの、前年度比伸長率は0.3%増と前年度に続き2000年以降で最も低い水準となった。

2012年度は、資生堂をはじめとする大手制度系企業や外資系企業が本格参入し市場が活性化、3%程度の成長が見込まれている。

2011年の成長率が伸び悩んだ要因としては、悠香の信用失墜による大幅な売上減に加えて、店販系低価格ブランドとの競合が挙げられる。
特に、オルビスやファンケル、アテニアなど大手・中堅企業を中心に前年を下回っていることが響いた。2012年は市場の成長が期待できるものの、参入企業の増加に伴って通販化粧品市場は今後ますます競争が激しくなる見通し。

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