ファッション工科大学のシンクタンク、美容ビジョン発表
2013.06.10
編集部
ファッション工科大学(FIT)の美容シンクタンクは5日、デジタル世界における美容についての新しいビジョンを発表した。
FITはニューヨーク州立大学群の中の1校で、コスメティック&フレグランス学科、ファッション商業マーケティング学科、玩具デザイン学科など、学部から大学院まで44の専攻、1万人以上の学生を擁している。今回の研究発表は、コスメティック&フレグランス・マーケティング・マネージメント(CFMM)専攻の修士課程の学生たちにより報告された。
研究では、今後の美容業界を以下のように予測:
・人工知能/顔面認識などが個人対応することで、店舗内での美容体験に革命を起こす。
・モーション・アクティベート技術で、世界中の商品がワンクリックで購入できる。
・データと技術を使ったマイクロターゲティングが、個人にとってのブランド価値を上げていく。
・学習による利益(Return on Learning ROL)が投資利益(ROI)に代わってブランド価値を追跡する。
・製品パッケージにセンサーを組み込み、実際の消費者行動を追跡する。