美しい上唇と下唇の比率は1:2

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2017.02.23

国際部

理想的な女性の唇を決定するための定量的アプローチに関する研究成果が2月16日、「JAMA Facial Plastic Surgery」オンライン版に掲載された。今回の研究では、顔の魅力度ランク、上唇と下唇の比率、顔の下三分の一に対する唇の表面積の大きさに基づいて、白人女性の最も魅力的な唇の大きさを評価した。

この研究の第1段階では、18歳から25歳の20人の白人女性の顔面の合成モーフ正面デジタル画像を使用して、異なった唇表面積5種を生成した。ここで作られた100人分の顔モデルを150人の参加者によって魅力度別に評価した。最も魅力的な表面積を定量化するため、各顔の合計得点をプロットした。第2段階では、15の顔モデルから最も魅力的な唇の表面積を維持しながら、上下唇比を変化させて4つの別モデルを作成した。ここでは合計60の顔が作成され、 428人の参加者が魅力度別に評価した。第3段階では、最も魅力的な顔面の唇表面領域を使用して、顔面の下1/3に対する全唇の表面積を決定した。

その結果、元の画像から53.5%増加、上唇と下唇の比は1:2、および顔の下1/3に占める唇の大きさは9.6%という結論に達した。美しい唇の割合はこれまで明確に定義されてこなかったため、この研究で得られた唇の大きさと比率は、顔全体の美的アップのためのガイドラインを提供し、顔面形成手術の分野に臨床的に応用できると研究者らは述べている。

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