世界6ヶ国の健康に関する意識調査

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2017.07.7

国際部

Havas Health&You(ニューヨーク)は、健康習慣について調査した白書の中から、ブラジル、中国、フランス、インド、イギリス、アメリカの6カ国の健常者の健康習慣と生活習慣についての調査結果をこのほど、発表した。健康管理に留意するのは、「より健康的に長く生きる」、「Feel better(自分自身を良く感じる)」ためだった。調査結果ついて、いくつかの例外を除けば、回答は驚くほど一貫性があったとしている。同社がまとめた5つの調査結果は次の通り。

1:健康長寿、心地よさを感じることの重要性
健康管理をする理由は5カ国で第1位が「より健康的に長く生きる」、第2位が「Feel better(自分自身を良く感じる)」ためだった。フランスでは、Feel betterが一番の動機で2位が健康長寿だった。

2:睡眠
6カ国すべてで、健康維持にはより多くの運動と快適な夜の睡眠が重要だという意見で一致した。インドでは6割以上、ブラジルでは4割強が賛同している結果となった。

3:健康的な食生活
健康的な食生活を心がけていると主張している国の第1位はインドで72%の回答者が支持した。中国(62%)、ブラジル(61%)、フランス(52%)、イギリス(44%)、アメリカ(43%)と続いた。ダイエットに関心が高いとされるアメリカが最下位だった。

4:糖分控えめ
「健康になるために何を控えるべきか」との設問に「砂糖」という回答が6カ国すべてでリストに挙げられた。ブラジル、インドでは過半数近くが砂糖を一番に挙げており、イギリスとアメリカは32%だった。

5:オンラインヘルスリサーチ
デジタルヘルスアプリケーションの使用が急増しているにもかかわらず、アンケート回答者の多くは、健康管理のためにオンラインリサーチを優先させている結果となった。アメリカでは33%がオンラインを活用し30%がデジタルアプリを活用していると回答。イギリスでは32%対28%の比率でオンラインが優勢だった。ブラジルでは54%対36%と最大の格差があった。

世界28カ国で18歳以上の成人10,131人に2015年3月アンケート調査が実施された。今回のレポートの対象になった6カ国では、各国、男女合わせて500人あまりの成人が調査に参加した。平均年齢はイギリス、アメリカで43歳、その他4カ国の平均年齢は30代後半となっている。

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