ウエストが身長の半分を超えたら「overfat」

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2017.07.27

国際部

危険な肥満を評価するには体重やBMIではなく体脂肪が有効であるとの研究が7月24日、「Frontiers in Public Health」オンラインに掲載された。

健康への影響、また国の経済資源へ大きな負担をかける肥満の流行は、世界的にも公衆衛生の大きな問題となっている。これまでは体重または体格指数(BMI)を基に肥満の評価がなされてきたが、ここにきて「過脂肪(overfat)」という概念が注目されている。Overfatとは正常な体重で非肥満者とされている人でさえ健康を損なう危険性のある、過剰な体脂肪を表した言葉である。

今回の研究では、この「overfat」を用いて先進国30カ国の肥満度を分析。過脂肪による肥満率の推定値は、体重による肥満や過体重の評価より実質的に高いと判断された。「この問題は、米国とニュージーランドだけでなく、アイスランドや健康な国と一般的に考えられているギリシャでも広がっている」と研究者らは述べている。

また、プロのスポーツ選手や軍人などの活発に体を動かす人々でもoverfatの可能性があるとした。体重やBMIといった伝統的な計測方法ではoverfatかどうかの判断ができない。そのため、overfatかどうかを判断する簡便な方法として、ウエストを計測する方法を勧めている。ウエストラインの長さが身長の半分を超えた場合、overfatが疑われるという。

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