ルネサンス、ジンズとヘルスケアソリューションの開発
2017.08.3
編集部
株式会社ルネサンス(東京都墨田区)は、株式会社ジンズと共同で、センシング・アイウエア「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を活用したヘルスケア向けソリューションの開発を開始する。
同社は、「健康寿命の延伸」に向けて、複合スポーツクラブ事業を中心に、「健康」をキーワードとした多様な事業を有機的に展開している。
JINSのJINS MEME RUNは、メガネに搭載された6軸センサーでウォーキング・ランニング中の頭の動きを取得し、体軸や体のバランスなどを可視化できる。更に、取得したデータを基に一人ひとりの課題を発見し、ソリューションの提案まで行うことで、多様なニーズを解決へと導くアプリケーションだ。
既存のフィットネス系IoTが提供するカロリーや距離などの量的なデータ提供のみにとどまらず、フォームという質的データの可視化という新しい切り口が話題を呼び、パーソナルトレーニングを行うトレーナーが正確に対象者の状態を把握する用途や、タイム向上を目指す幅広い層のランナーからも支持を集めてきた。
今回、両社の知見と技術を融合し、一人ひとりに合わせた効率的なヘルスケアソリューションの開発に着手する。両社は、同提携を通してスポーツ・フィットネス業界におけるIT化を加速させる。
提携では、同社が運営するスポーツクラブ ルネサンスにおいて、新規入会者向けのエントリープログラムでのJINS MEME導入を検討している。
- 参考リンク
- 株式会社ルネサンス