「すいはっせん薬膳会」を開催、秋は潤す食材で養生

最新商品

2017.09.21

編集部

第17回調布漢方特区プロジェクト企画「すいはっせん薬膳会」が20日、調布アーバンホテル内の中国料理店「酔八仙」で開催された。今回の料理テーマは、今の季節に合せて「全身を潤す」。アマドコロ(玉竹)や浜防風(北沙参)などを使った薬膳料理が振る舞われ、参加者らは中医学的な効能に酔いしれながら舌鼓を打ち、親睦を深めた。

同会は、国際薬膳師でもある料理研究家の冬木れい氏、調布東西薬局の副薬局長で国際中医専門員の並木加奈江氏、国際薬膳食育師でもある酔八仙総料理長の高橋昭仁氏が中心となって企画しているもので、調布市民に向けて定期的に開催している。

今回のメニューは、口・目・肌の渇きが気になる人に向けた健康食品「百潤露」をベースに料理を考案した。百潤露に配合されている百合には養陰潤肺、清心安神、北沙参には養陰清肺、益胃生津、玉竹には養陰潤燥、生津止渴といった効能があり、いずれも“潤す”作用に優れた構成となっている。

冒頭、食前茶として、ほのかな甘さを味わえる「玉竹茶」を筆頭に、「秋のキノコと和牛の炒め」「海老と梨の四川ピリ辛炒め」「タモギ茸と栗の混ぜ御飯」「百潤露の潤いスープ」が振る舞われた。

「秋のキノコと和牛の炒め」のキノコにはマツタケを使用。時節に合せたかぼちゃとレンコン、サツマイモをチップス化し、シナモンとはちみつをかけた。さらにナツメ、アンズを添えるなどした。「海老と梨の四川ピリ辛炒め」には牡蠣フライも添えてあり、中華調味料を10種類混ぜたタレをたっぷりかけている。「秋という季節に合った食材を取り入れた」(高橋氏)構成となっている。

「タモギ茸と栗の混ぜ御飯」には玉竹を混ぜており、コリコリした食感が楽しめた。タモギ茸は、長野から特別に取り寄せたもので、別格の美味しさがある。「百潤露の潤いスープ」には白きくらげを入れており、「秋は白色の食材を食べることで潤す」(高橋氏)という中医学的な意味が込められている。スープには浜防風を煮出した汁と百合を混ぜた他、トウスケボウフウの葉を浮かべてアクセントを入れており、とてもとろみが効いて美味しく仕上がっていた。

後半は、並木氏による「東西中医学入門セミナー」を開催し、弁証論治、気血津液弁証、八綱弁証を参加者らに解説。また、児童文学作家の河辺歩子氏の新作絵本「ごぞうコンビニ」を初お披露目。中医学の陰陽五行学説を紹介したかわいらしい絵本に仕上がっている。

参考リンク
中国料理 酔八仙
東西薬局
冬木れい氏

#

↑